賃貸vs持ち家 徹底考察

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家にかかるお金は人生を通じての資産に大きく影響します。また、家族で過ごす時間が一番多いのも家のため、人生の幸福度にも大きく影響します。そして賃貸vs持ち家は答えの出ない問題としていつも議論されています。今回私たちの住んでいる地域で持ち家と賃貸の違いを考察しました。

目次

前提条件

  • 賃貸の場合は月2.8万円の補助が出る。
  • 実家に土地があるため、退職後はそちらに新築を立てて、兄弟で住むことも視野に入れ、住む期間は30年間。
  • 自分の住んでいる近くの地域で、中古戸建て、賃貸を比べてみました。
  • 現在住んでいる賃貸には大きな不満はないため、現在住んでいる賃貸を基準に、検討しようと思います。(家賃9.4万円-補助2.8万円=6.5万円)

家を買って得する人、損する人(松本智治著 ダイヤモンド社)を改良しシミュレーションしてみました。

下図の単位は1000円です。

このシミュレーションでは、3000万の家を購入し、半額で30年後に売れた場合同じくらいの値段になります。

近場でネットで見つかったのはこのような物件です。大手ハウスメーカー施工物件です。

3180万円
交通 徒歩13分
所在地
間取り3LDK
建物面積129.74m2(39.24坪)土地面積100.33m2(30.34坪)(登記)
築年月2001年6月築年数築21年

ええやん‼

デザインが気に入れば、買った方が良さそうです。

土地値で買えば、持ち家が得?

このシミュレーションでは、月6.5万円の賃貸で30年過ごすと2680万円かかります。

4000万の家を買って4000万円で売れたら、実質タダ!こっちのほうが得ということになります。

しかし、本当にそうでしょうか?1つは地震や台風による破損のリスクがあります。全壊はしないとしても、建て替えや、大きな修繕費がかかれば、プランは大きく変わってしまいます。

また、投資についてはどうでしょうか?例え、4000万円が売ったあと返ってくるといっても、月々の支払いは多くなります。その分投資に回して利回り5%で運用できれば損益は次のようになります。同じく単位は1000円です。

実際には2500万円ほど賃貸の方が得になります。驚きの結果です。投資する人にとってはほとんどの場合は補助をもらって安く賃貸で済ます方が得だといえます。持ち家が金銭的に得なのは、4000万で買った場合、30年後に6500万円で売れた場合です。ほとんど考えられません。今回の前提で、賃貸とほぼ同じ金額だったものは、2900万円で土地値で買えた場合でした。当然土地値で買える物件は築古が多く、修繕などのリスクが多くなってきます。

それでも安く住もうと思ったら?はこちらへ

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この記事を書いた人

30代共働き夫婦です。2021年9月結婚。資産1300万円から、30年で2億年の資産形成を目指しています。

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