私は転職を2回経験しました。新卒の頃は、「この会社で長く勤めるのかなあ」と漠然と考えていました。まさか、自分が転職を考えることになるなんて。振り返ると、2回の転職きっかけは色々ありましたが、仕事を通じてさまざまな人と出会い、自分も何か社会の役に立ち取引先や職場の仲間とともに課題を解決していると一層実感ができる仕事がしたいと思うようになったからだと考えています。もちろん、より良い生活が送れるために、ということもありますが。
一方で現実的な話、新卒の頃より転職というのは厳しい世界であるということも身をもって体験しました。私の場合は、いずれも前職の仕事の合間を縫って活動していました。自分が頭の中で考えているだけではどうにもならず、相手にいかに伝えるかという表現の大切さを学び、また、自分が何に興味があるのか見つける難しさを感じました。
そこで、いくつか私が実践したやり方を僭越ながらお伝えしたいと思います。
1、自分が絶対にやりたくないことを書き出す (やりたいことを洗い出すのは難しいが、絶対にやりたくないことはなんとなく書き出すことができるはず) 2、エージェントに複数登録をするなど、転職情報を集めることからスタート (どうしても考えが合わない担当の可能性があったり、エージェントによって得意な職種、年齢層など異なったりするため) 3、面談をしていただくタイミングで、自分なりの経緯や考えを素直に伝える (エージェントの方がうまく引き出す質問をしてくださるので、自分が今まで気が付かなかったことを知るいいきっかけとなる) 4、その情報の中で興味があるなしを振り分ける、やりたくないことが含まれているものも除外する 5、とにかく履歴書や職務経歴書を書く練習 (初めからうまく書けなくても大丈夫。エージェントの方に見ていただき、何度も練り直すうちに要らない箇所がそぎ落とされたすっきりした書類を書くことができるようになる) 6、応募企業は多くても10社程度に絞る (多すぎると前職の仕事をしながらの準備が難しくなるため) 7、声に出して面接練習をする、誰かに聞いてもらい指摘をもらう (頭の中で練習するだけだと、当日緊張してう上手く話せない可能性があるため) 8、あとは練習したことを思い出して、本番に挑むだけ!
私が転職活動で使ったエージェントや広告を3つ紹介
1、リクナビネクスト(広告) リクルートエージェントのように、キャリアアドバイザーとの面談ができる訳ではないが、Web上で経歴等を登録すれば応募することが可能。一度に閲覧できる求人の数が多く、自分のペースで進めることができるのがメリット。面談でアドバイスをいただけるのは「リクルートエージェント」です。(私は当初違いを理解していませんでした)
2、doda(エージェント) リクルートエージェントと同様、総合系人材紹介企業。
3、エンエージェント(エージェント) 20~30代向けの印象。他と比較し求人数は少なめ。
補足にはなりますが、転職は現職がある状態で活動した方が良い、と聞くかもしれません。しかしながら、現職で人間関係などに悩みがあり強いストレスを抱えている場合、家庭の事情で疲労が溜まっている状態の場合は、一度休職や退職したうえで転職活動をすることをおすすめします。ゆっくり休み時間も大切です!
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